つみたてNISAの次は 米国高配当株 ETF ?
こんにちは!
つみたてNISAを始めてその次はジュニアNISA、そしてその次は…?
となった時に行き着いたのが米国高配当株ETF。
とりあえず投資してみたものの、去年買ってからほったらかしにしていた…
そんな 高配当 米国株ETF についてお話したいと思います。
米国ETFって 何?
米国ETFとは、簡単に言うと 米国の株などの銘柄を詰め合わせた商品 って感じです。
つみたてNISAやiDECOの次を考えている。って方、投資初心者におすすめなETF。
「株などの銘柄詰め合わせ」なら投資信託と同じ?というわけではなく
ETFも投資信託の仲間なんですが、日本語で言うと上場投資信託 投資先は上場している企業のみになります。
違いとしては、ETFは分配金があります。
投資信託は分配金がない分、再投資されます。
そして、投資信託は手数料の中に隠れたコストがある分、長期的に考えるとETFの方がコストは安い傾向にあります。
高配当ETFはインカムゲインに重きを置いている銘柄が多いので、キャピタルゲインは低めな印象です。
インカムゲイン→資産を保有することで安定的・継続的に受け取れる利益(分配金・家賃収入・預金利息など)
キャピタルゲイン→保有していた資産を売却することによって得られる売買差益
また、ETFはつみたてNISAやジュニアNISAでは投資することができません。
投資初心者 たった4万円をETF投資 1年後・・・
2021年4月に 40,458円 2銘柄に投資しました。

VYM 2株 と SPYD 4株 です。
とりあえず勉強のために始めてみよう!感が強かったので、少量の購入でした。
そして投資をしてから貯蓄の割合的に厳しかったので、追加投資せずにそのままにしていました。
(つみたてNISAジュニアNISAを優先に投資していました)
1年4ヶ月後…
どうなったかと言うと、

評価額 52,571円
損益 +12,814円
上がっていました✨
そしてETFといえば、配当金ですよね!

投資額がそこまでないので配当金も少額ですが、
1581円✨✨
ちょっぴりでも!これも、立派な不労所得です!
銀行に1年4ヶ月4万円預けたところで利子はこんなに増えません!
配当金の分配月は、VYMもSPYDも 3.6.9.12月 の年4回で分配されました。

VYM と SPYD
私の投資した銘柄は
VYM(バンガード 米国高配当株式ETF)
SPYD(SPDR ポートフォリオS&P 500 高配当株式ETF)
の2つです。
VYMの特徴
時価総額の大きい高配当銘柄 約400社で構成されています
経費が安い
他のETFと比べると低利回り
REIT(不動産)は含まれていない
分配金利回り 年利 2.97% 2022.6 時点のデータ
VYM 組入上位銘柄
ジョンソン&ジョンソン (ヘルスケア)
エクソンモービルコーポレーション (エネルギー)
JPMorgan Chase & Co (金融)
Procter & Gamble Co (生活必需品)
ファイザー株式会社 (ヘルスケア)
など…
2022.6 時点のデータ
VYM 業種別
金融 19.4%
ヘルスケア 15.5%
生活必需品 13.4%
資本財 9.9%
エネルギー 9.2%
その他
2022.7 時点のデータ
SPYDの特徴
配当利回りが高い80社に均等な割合で投資するファウンド
創業から歴史が長い企業が多い
直近で減配傾向のためやや不安あり
分配金利回り 3.76% 2022.7 時点のデータ
SPYD 組入銘柄
プリンシパル・フィナンシャル・グループ(金融)
カーディナルヘルス(ヘルスケア)
リライアント・エナジー(エネルギー)
バレロ・エナジー (エネルギー)
エジソンインターナショナル(公益事業)
エクソンモービル (エネルギー)
など…
2022.7 時点のデータ
SPYD 業種別
金融 21.36%
公益事業 15.86%
不動産 14.51%
エネルギー 9.38%
生活必需品 7.38%
その他
2022.7 時点のデータ

どちらも私的には買い足したいな。と思っているのですが、他にも魅力的なETFがたくさん…
今注目しているのは QQQ ハイテク株への分散ができるETFです。
GAFAM(Google、Apple、Facebook、Amazon、Microsoft) そしてテスラを中心とした大型ハイテク株が上位を占めています。
もし、QQQを買うのなら優先順位は SPYD < QQQ < VYM って感じなんですが、
この場合SPYDは売るべきか…。
いや!とりあえず少額でも置いておくべきか…。
悩むところです。
少額からでも始める価値あり?
少額で投資しても意味がないんじゃないの??
私はそう思っていました、が!
福利に力って物凄いんです。(ジョンカビラ風)
ジャックとジルのお話をご存じですか?
弟のジャックは18歳から8年間、毎年50万円ずつ投資をしました。
運用元本の合計は400万円です。
その後、追加で投資はせず65歳まで放置しました。
一方、姉のジルはお金をしっかり貯めれるようになった26歳から40年間、毎年50万円ずつ投資しました。
運用元本の合計は2,000万円です。
投資対象はどちらも同じ銘柄で、過去50年間の平均リターンに近い年利を10%として計算します。
さて、65歳時点での総資産はどうなっているでしょうか。
というお話です。
総投資額だけを見ると、ジャックは400万円、ジルは2,000万円なので圧倒的にジルの方が多いですが…
正解は
ジャックの資産 2億5878万
ジルの資産 2億2129万
となり、ジャック(総投資400万円)のほうがジル(総投資2,000万円)より3749万多い。
が答えになります。
なんと、ジャックのほうが2700万円以上多いという結果になりました。
ジャックの元本(400万)よりジルの元本(2000万)の方が5倍もあったにも関わらずです。
結論として、「資産運用は早く始めるに越したことはない。」と言うことになりますよね。
「お金がしっかりできてから運用を始めよう」と考えるよりも
「少額からでも、まず始めてみよう」と考える方がジャックとジルの話を見てわかります。
もちろん投資は絶対保証はありません。
なので、生活防衛費は必要だと私は思っています。
私は、資産の何%かを普通預金と決めて、それ以外は投資にまわそうと考えています。
そして、投資を始めて思ったのが資産運用することでまずお金の勉強になります。
複利の偉大さはもちろんですが、何事も始めて経験しないとわからないことがあると思いました。
初めてなので少額からコツコツと…って、
冒頭でETF投資して1年放置したと言ってましたが…笑
生活防衛費と資産の割合を相談しつつ…まあ、ぼちぼち頑張っていきたいと思います。
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